災害から老朽化まで雨漏りの原因は屋根以外からも発生する


■突発的に起きるケース

雨漏りが起こる原因はさまざまありますが、突発的に生じるケースとしては災害があります。
台風や突風や強風、竜巻や豪雨によって屋根などが損傷したケースや、地震で瓦がズレたり、トタン屋根などが落ちたりしてしまったケース、さらには思わぬ落下物が空から降ってきて穴をあけてしまうといったケースも考えられます。
台風や豪雨など雨が降っている状態で損傷を受けると、その場から天井などから雨が滴り落ちてくるのですぐにわかることが少なくありません。
一方、雨を伴わない災害の場合、瓦が落ちたといったことには気付けても、雨が漏るようなダメージになっているとは気付けないケースもあります。
また、場所によっては災害によるダメージ自体に気付けないケースもあることでしょう。
こうしたケースでは後日に雨が降って初めて、天井から水滴が滴ってきたり、内壁や天井裏などにシミが広がったりして初めて気付けることになります。

■老朽化によるケース

災害による損傷だけでなく、住まいの老朽化や設備の劣化なども原因になります。
日頃からきちんと定期的なメンテナンスを欠かしていないならともかく、長い間放置したままというケースや、適切なメンテナンス工事が行われていない場合は気を付けなくてはなりません。
たとえば、屋根塗装や外壁塗装などは定期的にされているでしょうか。
屋根塗装を行う際には通常、屋根の劣化状態をしっかりと確認して、穴や劣化箇所の修理をしてから行うので屋根からの水滴の侵入防止に役立ちます。
また、外壁のヒビなども雨が入り込む原因になりますので、定期的に外壁塗装を行い、劣化の防止と防水対策を施しておかなくてはなりません。
ベランダがあるお住まいなら、ベランダの防水塗装の劣化やベランダの設備自体の劣化も原因になることがあります。
防水塗装が剥げてきた、めくれたり、破れている、穴が開いているといったケースやベランダの排水口が詰まって機能していないケース、雨樋がズレたり、壊れていたりするといったケースも気を付けましょう

■雨漏り診断で早めの対策を

雨が室内に滴り落ちてきたり、内部に雨シミができたりして気付くケースがほとんどですが、その段階では既に住宅の内部に雨が浸食し、内部にダメージを与えている状態です。
できれば、そうなる前の段階で気付けたり、予防対策ができたりすると安心です。
雨漏り修理カンパニーでは雨漏りしている場所の調査だけでなく、事前予防のための劣化調査なども承っていますので、ぜひ気軽にご相談ください。

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